「小規模事業者持続化補助金」初の申請で、見事、一発、採択しました!
私の補助金申請支援の採択率なんと、75%!です。
今回の「小規模事業者補助金」は、全国で計6,000件の採択が予定、1件あたり平均50万円の補助金とすると、約30億円の予算規模です。
1都道府県あたりの採択件数は約100件程度とみられ、厳しい採択率であったと推測できます。
その補助金に、専門家の支援を全く受けずに、初めての申請で、なぜ、一発で、採択したのでしょうか?
補助金申請の支援を始めたキッカケは、昨年、あるクライアントさんから、お店を開業したいので、許認可と融資と補助金の支援・アドバイスをしてほしいと依頼されたことでした。
わたしは、中央省庁の経歴・実務の中で、補助金の予算要求、補助事業の確認・検証等の知見は有していたので、補助金は全くの素人ではありませんでしたが、申請する側は初めての取り組みでした。
初めてでしたが、なんとなく、現役時代と比べて、事務能力は錆びついてないから大丈夫と、自信をもって、取り組んだ結果が現時点、採択率75%の結果です。
◆「小規模事業者持続化補助金」とは?◆
持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者の地道な販路開拓(創意工夫による売り方やデザイン改変等)の取り組みを支援するため、それに要する経費の一部を補助する。小規模事業者が、商工会・商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用の2/3を補助。今回の補正予算「追加公募分」は「補助上限額:50万円」です。
採択されるポイントは、事業計画書(経営計画書)の内容・書き方、補助事業計画書の内容・書き方がすべてですが、どの作成段階においても、記載例を参照して作成したレベルでは、採択は難しい状況です。
審査過程で高得点を得るためには、当該事業の必要性・将来性・経営資源を説きつつ、ストリー性ある記述に加え、国等の推進施策との関連性や地域への経済効果・貢献性など、具体的な取組事例に触れつつ、要所に、ポンチ図・グラフ・図・写真・実例などを盛り込む技法及び説明力のある文章作成能力は必須です。
※ これらの技法の習得と作製ポイントにご関心がございましたら、当事務所にお声かけください。
補助金申請は、公的な補助金を活用して、早期に事業を軌道に乗せることができるとともに、この補助金申請において作成した「事業計画書」が以降の経営分析においても、貴重な資源として活用できます。
補助金申請は、自らの事業展開を確かなものにする必須のプロセスですので、ぜひ、チャレンジされることをお勧めします。
【徒然のひとこと】
最近、起業直前・直後の方が、個人事業主か、法人(株式会社・合同会社等)か、また、「起業に関する法律」の知識等が少ないため、十分に理解できないまま、立ち止まっておられる方が少なくない状況です。
当事務所は、起業に関する法務・財務・税務や会社設立等・許認可申請の実務について、幅広い知見を有しており、ご支援の後も、伴走型のフルサポートをしております。
必要な情報を適確に提供しておりますので、お気軽にお問い合せください。