補助金の申請書は、どう書くの?


【創業補助金の公募直前!】

「創業補助金」申請は、公募直前です!

本年4月以降に起業・創業する方は、「創業補助金」の申請準備に入ってますか?

これは、「申請ありき」ではありませんから、審査に受かる「事業計画書」を作成しないと着手しただけでは意味はありません。

他の補助金(都・区市町村)や金融機関の融資の「創業計画書」にも使えますし、将来の成功を導くビジネスモデルとなりますので、徹底的に作り込みましょう。


【「創業」事業計画書の作成ポイントとは?】

「創業」事業計画書の作成ポイントは、「創業補助金申請の特有な思考法」と「記述方法」があります。

「記入要領」に基いて記述しますが、「熱意をこめて、練りに練った事業計画」が審査の対象となります。
「創業補助金」は地域経済を活性化するために「新たな事業」を支援することが目的となっています。

このため、「その事業内容がいかなるものか」が、受かるか否かにかかってます。


【作成に当たっての留意事項】

【事業の特徴】

①商品・サービスのセールスポイント、②特徴は

何か、③既存の商品との違いは何か、④その地域におけるニーズに対して、既存の商品や事業者との異なる点は何か、⑤どのような方法で需要の創造・拡大を図っていくのか、などについて、いかにアピールできるかがポイントです。

 

【事業の具体性】

「事業の具体性」について、いかに審査員にわかりやすく記述できるかが重要です。

これは、実は、各省庁が財務省に予算要求する手法と同じです。
 成否は、わかりやすい「ポンチ図・グラフ・図・画像・地図」等を駆使して、その事業が「いかに重要で必要であるか」を「見ただけで、わかりやすく、伝えられるか」にかかってます。


【事業の継続性】

【事業の継続性も審査の重要ポイントです。

原材料の厳選や商品の仕入計画・製造計画、商品メニュー構成・価格帯の設定、販売計画等、詳細に記載し、事業が継続的に拡大基調に向かう理由・根拠を記述します。

  

【本事業の動機・きっかけ及び将来展望】

事業を始めようとした動機・きっかけ・背景やこの事業を行うのが自分でなければならない理由、この事業を通じて実現したい「役に立つ」こと、将来、どこまで可能性を実現できるかの展望を記述します。


【本事業の知識・経験、人脈、熱意】

【本事業を行うための「知識」と「経験」をどのようにして積んできたか、また、これまでの培った「人脈」で、どんな支援と協力が得られるかも記述が必要です。

 

【本事業全体にかかる資金計画】

補助金が支払われるのは、補助事業期間が終了した後ですので、それまでは、自分でその資金は調達することになります。
よって、交付決定日~事業完了予定日に必要とされるすべての資金の調達手段を記述します。

必要資金は、「設備資金」と「運転資金」について、詳細な記述が必要となります。


【事業スケジュール】

起業の1年目から6年目までの取り組む事業について、記述します。

 

【売上・利益等の計画】

設立の初年度から「売上高・売上原価・売上総利益・販売管理費・営業利益・積算根拠」等について、詳細に記述します。

 

【経費明細票】

経費の中には、「補助金対象となる経費」と「対象にならない経費」がありますので、補助対象となる経費のみを拾い出して積算し記入します。

※ 対象となる人件費・事業費・委託費の詳細は、お問い合わせ下さい。


【徒然のひとこと】

起業には、何事もチャレンジです。

起業独立には資金が必須です。

「事業計画書」が練り上げられた内容になれば、補助金・助成金等の審査を通る可能性は高いものとなります。

【「やまと総合法務事務所」では、「審査に通る事業計画書」として、図・グラフ・ポンチ図・画像・イラスト等を盛り込んだ「わかりやすい」内容の濃い企画書の作成をフルサポートしております。