「2025年問題」って、ご存知ですか?
日本に、8年後、なにが?、起こる?
2015年に日本の人口減少が始まりました。
8年後の25年になると、約800万人の団塊の世代が全て後期高齢者(75歳以上)となり、国民の3人に1人以上が65歳以上、4人に1人が75歳以上となり「超・超高齢化社会」が現実となります。
「2025年問題とは」、高齢者の介護・医療等の態勢整備がピークを迎え、社会保障費の増大に伴う財源の確保や、介護医療従事者の人手不足などが懸念される問題です。
これは、その時点(2025年)で現れる対象年齢階層だけの将来の問題ではなく、既に始まっており、「現役世代」を含めた全ての方の問題です。
上記のグラフは、平成27年(2015年)に団塊の世代が前期高齢者(65~74歳)に達し、10年後の平成37年(2025年)に全人口の30%を超えると推計されてます。
「超・超高齢化社会」が進展すると、何が起こる?
◆高齢者世帯の70%が一人暮らし・高齢化夫婦のみとなり、そのうち、一人暮しは40%に達すると見込まれてます。
◆2025年以降、高齢者が増え、労働者人口(納税者)は減少すると、現在の社会保障制度は維持できなくなります。
【高齢者世帯】
【一人暮し高齢者】
【医療費の増大】
◆2025年になると、上記の動向から、医療保険給付が急増し、また、介護保険給付の急増も見込まれています。
◆三大都市圏では、高齢者人口が急増し、病院・介護施設等が不足する事態が現実化します。
◆2025年問題が招く不安とは?
現実的な問題として、高齢者が増えると、病気やケガ、認知症のリスクは増大し、病院・医師・看護師も足りなくなって、その影響等で治療費等も高額になるのでは?、また、治療が受けれない?、入院もできなくなる?、との不安もでてくるところです。
また、3人に1人が高齢者となると、「住居の問題」(死亡後の空き家問題含む)や「自宅介護」など、現役世代を悩ます様々な問題が生じ、若い世代の方も含めて、他人事ではなくなります。
【不安への事前対策】
◆自分の身は自分で守る◆
「今が良ければいい」との考えもありますが、2025年問題は避けれないものです。
◆何の対策も取らずに、国や会社に頼る時代は既に終わってます。 将来のことは、個人での対策が必須です。
◆そこで、将来を見通した「ライフプラン」が重要なのです。
ぜひ、今から「ライフプラン」の作成をしませんか。
【徒然のひとこと】
「2025年問題」が差し迫る前に、「老後の安心設計」を考えてみませんか?
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