【野菜の価格高騰】
昨年の秋に野菜の価格が急騰したこと覚えてますか?
直接の原因は、9~10月の天候不順による日照不足で野菜が育たず、出荷量が激減し、市場に出回る食材の量が減少したため、価格が高くなったといわれてます。
スーパーの店頭では、キャベツが300円以上、白菜400円以上と通常の3倍・4倍以上の価格で、とても購入できず、我が家では「モヤシ」が代わりの食材になってしまいました。
ある県では、給食を中止する学校もあり、また、ホウレンソウから小松菜に替える献立変更を行う学校もでたところです。
【将来の食料・確保の不安?】
今後も地球温暖化などに伴う気象変動は、起こり得ることで、食料供給に重大な影響は避けれないと考えます。
加えて、日本の食料自給率は39%と低く、多くの食材を「少数の国」の輸入に頼ってます。
輸入国の生産事情等により、いつ突然、途絶えて、輸入がストップすることも、現実には起こりえることです。
そうなると、どうなるでしょう?
野菜・大豆・肉・パン・麺・味噌・牛乳・卵など価格が軒並みに急騰して、家計・生活への大打撃は避けれない緊急事態となります。
このように、「将来、いずれ訪れる食料危機」の不安要素がある中、みなさん一人ひとりが日頃から「食料の危機」に備えておかないと、大変なことになります。
【食料の生産志向「農業生産の実践」】
一方、国内の農業事情は、農家の高齢化の進行・耕作放棄地の拡大で、全国的に、農家の減少・農地面積の減少が続いています。
こうした農業衰退の状況は、既に10年以上前から見えていましたので、私自身へのチャレンジとして、【食料の生産志向】を目指しました。
つまり、自分で食べる食料は、「自分で栽培し収穫する」ことを目標に、6年前から、無謀にも、「農業生産の実践」に挑戦したところです。
【苦戦・苦難の連続の1年目】
ほとんど実践未経験の状態で、研修も受けずに、誰からも・どこからも学ばずに、挑どんだ最初のスタートが、何年も耕作していない荒れ放題の「耕作放棄地」からの「ほ場づくり」でした。
農作業の開始当初から、耕作放棄地でのトラクターの操作に悪戦苦闘、土作り・栽培の仕方や肥料・防除・除草など何も知らないまま、JA(農協)の「栽培だより」のみを頼りに、気象の変化も考慮しないで、実りある秋の収穫を夢に、「大豆の栽培」を実践したところです。
1年目は、施肥・土作り・畝立て・播種・土寄せ・開花・防除・除草・収穫などの農作業すべてが初めてで、また、この年は雨が多く「日照不足」で、防除もできずに、失敗の連続でした。
【農業が楽しくなり始めた2年目】
2年目以降は、この失敗の経験が実を結び、農業気象の知識も身につけ、土作り・施肥・播種・栽培管理・収穫・出荷ができるようになったところです。
初めて収穫・出荷・販売できたときの喜びは、充実感一杯で、格別な気持ちでした。
これまで栽培した作目は、「タマネギ、さつまいも、カボチャ、大豆、 レンコン、じゃがいも、ニンジン」などです。
農業に未経験であっても、1・2年は試行錯誤での栽培となりますが、3年目には、出荷販売できる「自信作の農作物」が収穫可能です。
【課題は、販路確保と加工品の開発・売り方】
栽培作目の選定はありますが、栽培技術などは2年で習得可能です。
問題・課題は、収穫した農作物をどうやって出荷・販売して、収入・所得に結びつけるかです。
出荷・販売は、JA任せではなく、自ら販路を開拓する必要があります。
具体的には、市場出荷、小売業者、飲食店、加工業者、消費者、ネット販売等への販路開拓です。
売り方についても、生鮮野菜の出荷だけではなく、自ら、栽培した農作物を「売れる加工食品」として、企画・製造・販売することが必須となります。
また、自分のオリオジナル新商品を多くの方々に知ってもらうために、必要最小限の「Web知識」による「広報戦略」も必要となります。
当事務所は、これらも含めて、フルサポートしております。
農業生産を志すには、次のアプローチがあります。
農業支援、農地の確保、栽培技術、農業機械の操作技術、農業施設の構築、農業経営、商品開発、販路拡大、農業生産法人の設立などに関して、各県の農業事情・生産状況を踏まえた、的確なアドバイスと農業経営に活かせるノウハウの提供など可能です。お任せください。
また、ホームページ作成・運営などのWeb知識や農業経営に関する財務/税務/法務等のご支援・アドバイスも可能です。
お気軽に、ご相談ください。
【徒然のひとこと】
私たちの暮らしに、最も大切なことは、「毎日の食」です。
わたしたちは、日々の生活に追われて、最も大切なことを、忘れていませんか?
「食の危機」という将来の不安に、気付かなければなりません。
チャンスの「2017年」、新たな農業ビジネスにチャレンジしませんか?
お待ちしております。