日本で一番短時間で巡拝できる【日本橋の「七福神めぐり」】で、一足先に(下見?)で開運祈願しました。
「今年1年の感謝」と「来年のパワーを与えてもらいたい」と勝手な想いを持って、「日本橋七福神めぐり」(下見?)に行ってきました。(※来年の1月1日~7日に本番の参拝予定です。)
子どもの頃から聴いていたので、なんとなく知ってる「七福神」ですが、「七福神」を調べると、中国・インド・日本の神様の集合だって?「みなさん、ご存知でしたか?」、実は日本の「神さま」は、「恵比寿神」さまだけなんです。
仏教の「七難即滅 七福即生」(七難を消滅すれば、七福が生ずること)に起因する「七福神」。日本では「海の向こうから富や福が運ばれてくる」とされていた事から、3つの国の「神さま」が一緒に船に乗っている絵が描かれたようです。
※「七難とは?」
➡太陽の異変、星の異変、風害、水害、火災、旱害、盗難
※「七福とは?」
➡寿命、有福、人望、清簾、威光、愛敬、大量
七福神の信仰は、室町時代から始まったといわれ、江戸時代中頃から「七福神もうで」と称して、正月元旦から七日の間に一年の幸福を祈って七福神を祀った神社・寺院を巡拝する風習が始まって、現在、東京都内では32カ所(1カ所の七福神除く)の「七福神めぐり」に、多くの方が参拝されてます。(最近は、参拝者が急増しているそうです)
※ 「日本橋七福神」は、日本橋通りや人形町通り沿いに位置しており、江戸下町情緒のある区域です。
七福神巡りと言えば「御朱印」(ごしゅいん)です。そもそも「御朱印」とは、写経したものを寺社に「お納め」した証として頂けるものが「朱印」だそうです。お寺で始まった「御朱印」が、その後、神社にも広がり、現在では多くの神社やお寺で頂く事ができるようになったそうです。
(もちろん、日本橋七福神でも初穂料(300円)で「御朱印」(ごしゅいん)(※茶ノ木神社以外の6カ所の神社)が頂けます。)
【日本橋 七福神】は、他所とは異なり、すべて神社で構成されてます。
① 水天宮(弁財天)
② 松島神社(大国神)
③ 末廣神社(毘沙門天)
④ 笠間稲荷神社(寿老神)
⑤ 椙森(すぎのもり)神社(恵比寿神)
⑥ 小網(こあみ)神社(福禄寿)
⑦ 茶ノ木神社(布袋尊)
※ ⑦茶の木神社は社務所がありません(無人)
※ 御朱印の台紙となる色紙は七福神の各神社で購入できます。(⑦除く)
以下、「日本橋 七福神」の各神社のご案内です。
①【水天宮】(弁財天)
◆音楽 芸能 学問の神◆
日比谷線人形町駅A1出口 徒歩1分で「水天宮」。2016年4月8日に新社殿が完成。日本橋七福神の神社で一番規模が大きい神社です。
「弁財天」は、七福神の中で紅一点です。音楽・弁才・財福・知恵の徳のある天女となり選ばれたそうです。
②【松島神社】(大国神)
◆食物 財福の神◆
新大橋通りを東に進むと左側。半分ビルの中に?これって?神社?松島神社です。こちらの神社は、大国神をはじめ、ご神格の高い神さまが14柱と他の神社よりも多く祀られてます。
③【笠間稲荷神社】(寿老神)
◆長寿 健康 お導きの神◆
清洲橋通りを都営新宿線浜町駅方向に歩くと「笠間稲荷神社」です。
「笠間稲荷神社」は、茨城にある日本三大神社の1つ、笠間稲荷神社の東京別所です。稲荷神社は元々農業神で、農事の始まる初午の頃から収穫の終わる秋まで人里に姿を見せていて、田の神が山へ帰られる頃に山へ戻る事から、神さまへのお使いをする霊獣として狐(きつね)が選ばれたそうです。ご本殿の左側に「寿老神」が祀られてます。
④【末廣神社】(毘沙門天)
◆勝負 魔除け 財福の神◆
勝運を授け、災難をよける神様として信仰されています。末廣神社は、この地にあった葦原(吉原)の守り神で、延宝3年(1675)、社殿を修復した祭に、由緒の良い中啓(末廣扇)が見つかったことから、これに因んで「末廣神社」と名付けられたそうです。(日本橋七福神めぐりガイドより)
⑤【椙森神社】(恵比寿神)
◆漁業 農業 商売の神 恵比寿神◆
笠間稲荷神社から人形町通り(日比谷線沿い)に出て、小伝馬町方向へ歩くと「椙森(すぎのもり)神社」があります。恵比寿さまの祀られている「椙森神社」は江戸時代頃に開かれていた「富興行」(宝くじ)の抽選会場だったのだそうです。
※ 富興行が盛んだった記念に建てられた「富塚」には最近では、「宝くじ当選」の祈願にくる方も多いそうです。
⑥【小網神社】(福禄寿・弁財天)
◆幸福 財産 健康の神◆
「椙森神社」から人形町方向へ少し歩くと「小網(こあみ)神社」があります。
こ当神社はその御由緒から、「強運厄除の神さま」として崇められています。
また、当神社の弁財天も祀られており、境内の「銭洗いの井」で金銭などを清め、財布などに収めておくと財運を授かることから、現在は「東京銭洗い弁天」(お金が洗えます)とも呼ばれ、崇敬を広げてるそうです。(※正月の日本橋七福神巡りでは一番混みます)
⑦【茶ノ木神社】(布袋尊)
◆笑門来福 子宝 家庭円満の神◆
小網神社から水天宮前駅方向に少し歩くとビルの間にある「茶ノ木神社」。
「茶ノ木神社」は、下総佐倉の城主大老掘田家の上屋敷にあった守護神として祀られていました。社の周囲にめぐらされた茶の木が見事だったことから社名が名付けられたそうです。屋敷内だけでなく周囲の町方にも永年火災が起こらなかったため、「火伏の神」と崇められたそうです。
【徒然のひとこと】
7カ所(①~⑦の順序)を巡り、ゆっくり歩いて、約2時間(下見で混雑なし)のコースでした。
(お正月の1~3日は混み合いますので、3~4時間程度が予想されます)
来年のお正月に、あなたの「開運祈願」としまして、「日本橋七福神めぐり」は、いかがでしょうか?
また、人形町エリアの「美味しい」ところが、たくさんあります。「日本橋七福神めぐり」とともに、「人形町の美味しさ巡り」(下記※3印注意!)も楽しみです!!
お正月に、お出かけされたら、新しい自分に出会えるかも・・!
新しい発見があるかも・・!
開運祈願が叶うかも・・・!
ワクワクしますね!近い未来にかけ出しましょう!
2017年(平成29年)、どんな年になるのか?楽しみですね。
※1 参拝期間は、元旦から1月7日(土)までです。
※2 元旦~1/3までは、一部の神社は混雑が予想されますので、1/4~1/6のいずれかの日がお勧めです。
※3 人形町の人気有名店は、ほとんどのお店が正月は営業しておりませんので、「人形町の美味しさ巡り」は、正月(元旦から3が日)以外の日で、お楽しみください。